SDGs Mottainai(もったいない)

SDGsの視点からアパレル業界の課題を解決

環境破壊に繋がる人工芝の問題に思う

こんにちは。

今日は人工芝について思うことをSDGsに絡めて愚痴ってみます。

私は、子供の頃サッカーに熱中していました。(外見から分からないと思いますが。。。)

その当時は、土のグラウンドで土埃にまみれて走り回っていました。
サッカークラブで日本代表の試合を見に行った際には芝(天然芝)のグラウンドで試合をする様をうらやましく思ったものです。

最近では、子供のサッカースクール、野球場などで人工芝を取り入れることが多くなって見た目のグラウンドの美しさは向上したように思います。

ただ、この人工芝は環境破壊につながるというのが気になっています。

人工芝は、芝刈りの作業が不要になってメンテナンス性が良いと経済性面でのPRがされていますが、一方でSDGsの視点では良いとは言えません。

人工芝は石油資源から作られる化成品(プラスチック)です。
そのプラスチックであるがゆえに、紫外線による劣化が当然起こります。
なので、屋外での使用では表面が日々ボロボロになってしまいます。
(耐用年数は5年から7年程度)

そのボロボロになった人工芝は断片化して、風に吹き飛ばされ、鳥さんが食べてしまいます。
一部は川に流れ込んで海へと流れ込みます。そして、お魚さんにも誤飲されてしまう。

それを知らない、人間が食べるということもあります。

人間の利便性の向上のためにある人工芝は巡り巡って人間に不利益な形で跳ね返ってきます。

私の住む神戸の隣町には、阪神甲子園球場という立派な球場があります。
その外野には自然の恩恵により育った素晴らしい天然芝が張り巡らされています。
高校野球の聖地として頂点を目指す球児たちを温かく迎えてくれています。

「芝刈りが面倒くさい」から「人工芝」というのは物事の本質がわかっていないということ。
SDGsは、自然とともに生きること。
そして、利便性を追求することは、思わぬしっぺ返しをくらうことも考えないといけないですね。

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兵庫県尼崎市東難波町5-8-26
国道2号線沿い 情熱ホルモン様のとなり)