SDGs Mottainai(もったいない)

SDGsの視点からアパレル業界の課題を解決

日本人とSDGsと食文化

こんにちは。

 

昨日は本来のアパレルの内容から脱線して「日本人と鶏肉とSDGs」について書いてみました。

 

脱線したついでにもう一つ。

今日は、日本人と鯨(クジラ)とSDGsについて。

 

皆さんは、鯨の料理を食べたことがあるでしょうか?

私は、40代後半なのですが小学校の給食で鯨を食べたことがある最後の年代なのかもしれません。

年に数回でしたが、学校給食で「鯨肉のノルウェー風」という料理が出されたとき、献立に掲載されたときは興奮したものでした。

 

それから、30年近く鯨料理を口にすることは無くなりました。

理由は、「鯨が絶滅危惧で管理しなければならない」という国際的な取り決めで

商業的な捕獲数がほぼゼロとなっているからです。

 

また、日本の調査捕鯨に関しても「反捕鯨団体」とやらが武力行使をするなどして妨害をしたり、和歌山の太地町の伝統的な「追い込み漁」の妨害をしたりと捕鯨に対する環境はきびしくなっています。

 

この日本の食文化である鯨を食する行為が妨害される理由。

1.欧米の宗教的価値観

2.鯨が哺乳類に属する

3.反捕鯨団体の活動資金獲得の活動(プロパガンダ

この3つにあります。

 

反対する理由は様々ですが、広い海の中で鯨だけが保護されるとどうなるか?

イワシ、サンマ、マグロなどの魚類がクジラに丸のみされてしまい、

資源量のバランスが崩れる可能性が大きくなる。

つまり、海の生態系のバランスが崩れてしまい、他の魚が絶滅危惧種になりかねないという矛盾が生じてしまいます。

 

余談ですが、欧米ではかつてクジラを捕獲していた時期があります。

捕獲の目的は、クジラから摂れる油(鯨油)でした。

クジラの肉などは全く食されることなく、捨てていたとされています。

Mottainaiですよね!?

 

さらに、クジラが人間と同じ哺乳類なので殺してはいけないという論理。

戦争や虐殺でヒトを殺すのは問題ないのでしょうか?

ヒトという哺乳類よりもクジラさんのほうが重要なのは、ヒトが絶滅危惧種ではないから??

 

日本人ほど、食に対して生命の尊さを感じながら享受している国民はないのかもしれません。

食からSDGsを考えてみました。

 

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