SDGs Mottainai(もったいない)

SDGsの視点からアパレル業界の課題を解決

Mottainaiとアパレル業界とSDGs

こんにちは。

 

今回は、Mottainaiとアパレル業界とSDGsについて。

 

このお店の名前が、「Mottainai」という文字が含まれているためか、いまだにお客様から「中古?」「リユース?」「古着?」というお言葉を頂きます。

 

当店で扱っている商品は全て「新品」です。

なのに、なぜ「Mottainai」なのか?

その理由は、商品がたどった運命が起因しています。

 

アパレル業界では、例えば「春・夏シーズン」製品を2月くらいから投入し始めます。

その商品は秋ごろまで入れ替えをしながら販売をするのですが、どうしても20%近くの商品が売れ残ったり、倉庫の中で滞留してしまいます。

 

売り場、倉庫にずっと置いておくわけにはいかず、次のシーズンの商品を配置するために撤去しなければいけません。ましては、この売れ残った在庫は会社の会計上「負債」となってしまうので、帳簿上からも削減しなくてはいけません。

当店ではそれらの商品を購入し

販売させて頂いています。

 

新品でありながら、販売に至らず廃棄されようとしている商品。

多くの衣料品は、貴重な地下資源である原油を原料としています。

その石油を原料に製造された製品が、利用されることなく廃棄、燃やされようとしている現実。

Mottainai」「モッタイナイ」はこの現実を投影しているのです。

 

アパレルの業界では「古着」をリユースする活動は広がりつつありますが、

この過剰在庫の新品を販売する市場はまだ小さいと言えます。

 

尼崎市の小さな店舗から,SDGsの活動を広げていければと思っています。

 

SDGsなお店Mottainai
兵庫県尼崎市東難波町5-8-26
(国道2号線沿い 情熱ホルモン様のとなり)

 

インスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/sdgsmottainai/